昌栄堂の代表的お菓子 りんごパイ

素材選びをもっとも大切にする昌栄堂のお菓子の代表的なお菓子は、北陸を代表するりんごの
産地、富山県魚津市の加積地区で栽培されているりんごを使った、加積りんごパイです。

素晴らしい
素材を使って。

富山県魚津市は、北陸を代表するりんごの産地で、魚津市加積地区で栽培されるりんごは”加積りんご”と呼ばれ県内外の方々からした親しまれています。

細かい品質管理の徹底や作付面積の制限がある”加積りんご”、年間生産量が限られている事もあり、生産されたりんごのほとんどは農家の庭先で直売され、あまり出回らないことでも知られています。

りんご産地としては気候が暖かく、収穫まで樹の上で熟すのを待つ事が出来るため【樹上完熟】を取り入れ、収穫したすべてのりんごが完熟しているというとても珍しいりんごです。樹上での栽培期間が長いため、地中からの栄養分をたっぷり吸収し「香りの良さ」「質の高い酸味」「シャキシャキとした食感」が特徴の美味しいりんごに育ちます。

この”地元”のりんごを使ったお菓子を開発するため、魚津市が主催する人材育成塾「魚津三太郎塾」を受講し、生産者とどうしたらおいしいリンゴができるかを徹底的に議論、また同時に生産者とのネットワークを構築しました。
「生産者と、どうしたらおいしいリンゴができるかを徹底的に話をした」

丁寧に
つくる。

「加積りんごパイ」は、このもぎたての加積りんごを大きめの角切にし、大きさと食感を残した餡に仕上げ、バター香るパイ生地に包んで、丁寧に焼き上げました。
しっとりと柔らかなパイと、ギュッと濃縮したりんごの甘酸っぱい風味がお口いっぱいに広がる美味しさは他にはないと自負しています。

この加積りんごパイは、令和元年の9月、ANAの国際線機内食に富山県で初めて採用され、国内外の多くのお客様に楽しんでいただきました。
その後、全く知らない企業やスーパーから問い合わせがあり、少しづつですが着実に販路が広がりました。

また、令和6年1月14日の初場所から加積りんごパイが公式アイテムとして販売。
大相撲の公式アイテムとして採用されるのは北陸初の事で、日本の国技である「相撲」、それも両国国技館での販売という事で、外箱も個包装も大相撲の世界観を再現しました。

もちろん、この加積りんごパイは現状の味に満足することなく、改良を加え続けております。
ぜひ、この昌栄堂の「加積りんごパイ」を1度ご賞味いただけたら幸いです。